山形県 文翔館 あの映画のロケに使われた部屋が見れる!

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新潟から山形へ遊びに行ってきました。

山形市内をドライブしていたら、こんな看板を見つけました。

文翔館 って何だろう?

ということで、行ってみることにしました。

駐車場は 文翔館 という建物の裏側にあり、無料でした。

この日は3連休の初日ということもあり、駐車場はほぼ満車状態。

ここが空いていない場合は、近くの有料駐車場に止めなければならないそうです。

文翔館駐車場 と大きく書かれているので、すぐにわかりますよ。

道路を渡り 文翔館 の裏側から敷地に入って行きます。

駐車場の近くに、こんな可愛らしい教会がありました。

敷地に入ると、おもしろい形の建物が現れます。

何かな?とよく見ると、ブルーとピンクのドアがありますよ。

これはお洒落なトイレだったんです。

文翔館 というのは愛称で、山形県郷土館 のことだそうです。

旧山形県庁舎と旧県議会議事堂として使われていた建物で、大正5年に建てられました。

英国ルネッサンス様式のレンガ造りで、昭和59年に国の重要文化財に指定されています。

ここに立っていると、まるでヨーロッパにでも来ているかのようです。

この建物は歴史資料館として永久保存されることになっており、山形県民の活動の場として各種イベントに使用されています。

この日も みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018 というイベントが開催されており、たくさんの作品が展示されていました。

文翔館 の館内は一般にも無料開放されており、自由に見学したり写真撮影もOKなんですよ。

真正面から見てもかっこいいですね。

まるでヨーロッパのお城のようで優雅な建物です。

文翔館のシンボル 時計塔 です。

現在日本で実際に稼働している中では、札幌の時計台に次いで2番目に古いものだそうです。

驚いたことに、時計の振り子を動かす分銅は、5日に1度、時計職人の方により手動で巻き上げられているそうです。

大正時代から現代まで、たゆまず時を刻み続けている時計塔です。

芸術祭の作品のひとつです。

真ん中辺りに、よく酒屋さんの前で見かける 杉玉 がぶら下がっていますね。

ここではお酒が飲めるようになっていました。

それでは 旧県庁舎 の中に入ってみましょう。

玄関を入るとまず目に飛び込んでくるのが、この景色。

第2代山形県庁舎 中央階段です。

真っ直ぐ伸びた階段に真っ赤な絨毯が敷かれており、まるで豪華な洋館のホテルのようです。

木製の手すりに施された細工も、手が込んでいて見事です。

階段の上から見た景色です。

窓のステンドグラスもライトもお洒落で、美術館のようです。

旧県庁舎は2階建てなので、案内図は3Fと書いてありますが、実際には2Fになります。

(渡り廊下でつながった旧県会議事堂の議場ホールが1Fとなっているため)

階段あがって正面にある部屋が 正庁 です。

現在で言えば講堂にあたり、訓示や辞令交付、大事な会議等が行われていた場所です。

旧県庁舎の中でもメインと言えるこの部屋は、特に豪華な内装となっています。

大理石の飾り柱等は当時のままだそうです。

天井は復元されたものですが 漆喰(しっくい)天井 となっています。

職人の手により、細やかな花びらが1枚1枚ていねいに作り上げられています。

上を見上げると、純白の漆喰でできたお花や果物に囲まれて、とても優雅な気分になります。

どこかにひとつだけ、山形名物の さくらんぼ があるそうですよ。

こんな豪華な部屋なら、会議も仕事もはかどりそうですね。

シャンデリアもゴージャス!

続きまして 貴賓室 です。

先ほどの正庁の次に豪華な造りの部屋となっています。

皇族や国の高等官が来県した際、使われた部屋です。

展示されている調度品は、大正時代から実際に使われていたものだそうです。

続きまして 知事室 です。

昭和50年の新県庁舎移転まで、実際に知事室として使われていた部屋です。

敷いてある絨毯は、昭和35年に山形で織られ、実際にこの知事室で使われていたものだそうです。

天井や壁紙は復元され、机や椅子なども当時の雰囲気がわかるように置かれています。

この椅子に座って部屋全体を見回してみると、当時の歴代知事の気分が味わえますよ。

記念写真におすすめです。

そしてそして、こちらの知事室、なんと映画のロケ地にもなっているんです!

平成26年8月1日公開 るろうに剣心 ~京都大火編~

同年9月13日公開 ~伝説の最期編~ において、内務省の建物という設定で使用されました。

佐藤健さん演じる 緋村剣心 と、宮沢和史さん演じる 大久保利通 の面会シーンはこの場所で撮影されていたんですね。

続きまして 知事応接室 です。

床には当時と同じ工法で リノリウム が敷かれているそうです。

このリノリウムとは、亜麻仁油 やコルク等の天然成分で作られた床材のことで、一見ビニール製のタイルのように見えます。

有害物質が発生しないというメリットや、亜麻仁油が持つ抗菌作用によって、清潔な状態を保ちやすいという利点もあります。

また、発火する温度が非常に高いので、燃えにくく安全性が高い素材でもあります。

高度成長期時代において、製造期間が短く容易に作れる塩ビなどの素材もある中、環境汚染なども考慮し、あえて製造に手間のかかるリノリウムを使用されているところ、さすがですね。

コンパクトでとても可愛らしい応接室です。

明るい光が差し込む窓の、黄色いガラスがお洒落です。

続きまして 高等官食堂 です。

かつて、中央政府から任命されてきた高等官が、知事を囲んで昼食をとっていた部屋です。

腰板壁がすごく高いですよね。

これは、音の反響よくして、食事中の会話の声が良く通るようにと考えられたものだそうです。

そして、床全面には 道中格子 と言われる 寄木模様 が復元されています。

明治44年に初代県庁舎は 山形市北大火 によって焼失してしまいました。

再建される新庁舎は耐火建築物とするという方針により、英国ルネサンス様式を基調としたレンガ造りとなったそうです。

知事応接室の床材に燃えにくいリノリウムが使われているのも、その一環ですね。

設計にあたったのは、米沢出身の 中條精一郎 氏と東京から招いた 田原新之助 氏だそうです。

ここでは簡単な機械の操作で、旧県庁舎周辺の街並みをジオラマで見ることができます。

小さなおじさんの解説付きで、わかりやすいですよ。

戦後初の 衆議院議員投票函 が展示されていました。

現代の味気ないジュラルミン製のものより、こちらの方が一票の重みが感じられますね。

続きまして 警察部長室 です。

シャンデリアやカーテンは復元されたものですが、暖炉や寄木貼りは当時のままだそうです。

他の部屋と比べて豪華な装飾はあまりありませんが、キリッとした雰囲気の部屋になっています。

警察部長の部屋ですもんね。

続きまして 内務部長室 です。

内務部長とは、現在でいう副知事と総務部長を併せたような役職のことだそうです。

先ほどの警察部長室を広くしたような感じの部屋です。

こちらも豪華さを抑えた、シンプルな装飾になっています。

続いては1Fです。

この案内図も2Fと書いてありますが、実際には1F部分のことになります。

初めて人形がいたのでびっくりしました。

ここは 会計課・銀行出納係り です。

復元工事の調査でカウンターの痕跡がみつかり、残っていた家具を修理して復元されたものだそうです。

今の銀行窓口といったところですね。

カウンターの中では、銀行職員さんが何やらお話し中ですよ。

カウンター内部の椅子、左右違うデザインなのがカワイイです。

旧県会議事堂の中庭へ案内されています。

この日開催中だった芸術祭の作品があるようなので、行ってみました。

四角いシートを広げたようなところで、何人かの女性が思い思いの場所でじっと本を読んだりしています。

誰も一言も発せず、静寂の空間を作り上げています。

彼女たちもアートの一部になっているんでしょうね。

それにしても、「ここはほんとに日本なのかな」と思ってしまうような風景です。

このヨーロッパの様な素敵な中庭では、コンサートなどが行われることもあるそうですよ。

そして、知事室に続きまして、この中庭も 映画 るろうに剣心 のロケが行われた場所でした!

この素敵な風景なら、映画にも使いたくなっちゃいますよね。

館内にはカフェもありました。

全部見て回るとかなり歩くので、時間があればゆっくりお茶でもしたいところです。

玄関ホールにある 文翔館スタンプ 、旅の記念にいただきました。

以上、見どころ満載の素敵な 文翔館 でした。

インフォメーション

【TEL】   023-635-5500

【開館時間】 9:00~16:30

【休館日】

◆第1・第3月曜日 (祝日の場合は翌日)

◆年末年始 (12月29日~1月3日)

【入館料】  無料

【駐車場】  無料 40台

【ガイドボランティア】

・料金    無料

・所要時間  約1時間

・利用方法  要予約 (空きがある場合は当日でも可)



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