大迫力の黒部ダム観光放水が見たい! 扇沢駅から黒部ダムへ

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扇沢駅で車中泊。

長野県側 から黒部ダムに向かう拠点となるのが 扇沢駅 です。

駐車場の混雑を考え、駅前にある 扇沢駐車場で車中泊 をすることに。

扇沢駐車場についてはこちらで詳しく説明しています。

長野県側から黒部ダムへ向かう出発点、長野県大町市 扇沢駅 。 その前にある 扇沢駐車場 で車中泊をして、朝イチから 黒部ダム観...

トロリーバスで黒部ダム駅へ。

トロリーバスの切符売り場は、始発時刻の40分前にオープンします。

それよりも早く、大勢の人が並んで長い列ができています。

その列に並び、無事始発のトロリーバスの切符をゲットしました。

トロバスラストイヤー と切符に書いてある通り、2018年の営業を最後にこのトロリーバスは引退することが決まっています。

長野県側から 黒部ダム へ向かうルート、長野県大町市 扇沢駅 ~ 富山県立山町 黒部ダム駅 。 その間を結ぶのが、関電トンネル...

扇沢駅2Fの改札口へ。

階段を上がって2Fにトロリーバス乗り場があります。

ガラス戸の向こうには、もうたくさんの始発を待つ人の姿が見えます。

中に入ると横に6列くらいになって、改札口からずらーっと 人・人・人

この列に加わり、進むのを待ちます。

早朝なので、駅のお土産屋さんはまだ閉まっていました。

トロリーバスで黒部ダム駅へ。

始発7:30のトロリーバスが、いよいよ黒部ダム向かってへ出発。

始発時刻は期間によって変わるので、事前に調べて行った方がいいですよ。

トロリーバスの定員は72人で、座席は36席あります。

半分の人は立って行くことになりますが、扇沢駅から黒部ダム駅まではたったの15分。

ワクワクしながらトンネル内をキョロキョロしていると、あっという間に到着してしまいます。

なので、座れなくてもあまり苦にはなりませんよ。

私達も立ち乗りで、扇沢駅を出発しました。

関電トンネル内の見どころ。

参照:https://www.kurobe-dam.com/kankou/mirutanoshimu02.html

扇沢駅と黒部ダム駅を結ぶのは、関西電力の 関電トンネル

1番の見どころは、この 破砕帯 (はさいたい) です。

破砕帯とは、この関電トンネル掘削工事で最大の難所で、軟弱な地層から毎秒660ℓもの地下水と大量の土砂が噴き出していた所です。

噴き出す水は摂氏4度と大変冷たく、80m掘り進めるのに7ヶ月もかかったそうです。

トンネル内の青く照らされた破砕帯部分からは、今でも流れ出ている水を見ることができます。

※車内からの観光となり、破砕帯で下車することはできません

参照:https://www.kepco.co.jp/brand/kuroyon_history/

破砕帯に遭遇した時の写真です。

このトンネルの中を今はトロリーバスが走っていますが、当時工事に携わった人々がいかに大変だったかがわかる1枚です。

黒部ダム駅に到着。

扇沢駅を出発して約15分、トロリーバスは黒部ダム駅に到着です。

駅を出れば、もうそこは黒部ダムです。

ここまで乗せてきてくれたトロリーバスに別れを告げて、先に進みます。

なんだか名残惜しい気がします。

ここからが黒部ダム駅です。

この先は道がふたつに分かれています。

どちらでも黒部ダムに行けるのですが、進む方向によって出る場所が違います。

右へ進むと上りで220段 、 黒部ダム全体を一望できる、展望台方向に出ます。

左へ進むと下りで60段 、黒部ダムのアーチ付近に出ます。

黒部ダム全体を回るには、結局外に出てからも階段を上り下りしますので、ここでは先に観光したい方に進むと良いですよ。

左方向に進んでみた場合。

T字路から左方向を見た風景です。

天井のアーチから、トンネルの中にある駅だということがよくわかります。

ロッカーやきれいなトイレもここにあるので、済ませて行くといいですよ。

扇沢駐車場のトイレもそうでしたが、黒部ダムのトイレはどこも清潔で使いやすいです。

ただし、水は冷たいですよ。

その先へ進んで行くとまた突き当たるので、右に曲がります。

上の方に きっぷうりば・黒部ダム→ と表示があります。

きっぷうりばを過ぎて60段の階段を下り、そのまま真っすぐ行くと黒部湖の前に出ます。

これは黒部湖側の出口です。

駅を出ると黒部ダムに到着、抜けるような素晴らしい青空です。

記念写真を撮るのにいい場所です。

ダム湖百選 は2005年に制定された制度で、黒部湖は31番 に指定されています。

穏やかな水面がエメラルドグリーンに輝く、初秋の黒部湖です。

9月後半、紅葉はまだ色づき始め、というところでした。

右方向に進んでみた場合。

右方向に進むと、220段の上り階段が待っています。

私達はまずは展望台からの景色が見たいと、こちらへ進んでみました。

長い長いこの階段を、これから1歩1歩登って行きます。

その頂上には、きっと素晴らしい景色が待っているはずですからね。

まだまだ先は長そう・・・と無口になり目線を下にして歩いていると、階段の所々にこんな励ましの言葉が。

黒部ダム駅の粋な計らいに、頑張ろうという気持ちになります。

そして、階段横のコンクリートの壁にも、ダムダムくん からの優しい言葉が。

水のみ場まで頑張ります。

ダムダムくんが言っていた、水飲み場まで無事たどり着きました。

ここに来る途中トロリーバスの中から見た、破砕帯の湧き水 だそうです。

冷たい湧き水でリフレッシュして、あと100段ファイトです。

しばらく登るとまたダムダムくん登場です。

まもなく展望台 、やっと220段のゴールが見えてきました。

「外階段をとおりダムのえん堤に行くことができます。」と書いてありますが、この外階段については後ほどご紹介します。

220段の階段を登りきると、自動ドアに無料休憩室という文字。

展望台に行く前に、このレストハウスでちょっと休憩です。

中の売店には、黒部ダム建設工事グッズがたくさん並んでいます。

思わず買いたくなってしまいますがまだ着いたばかり、お土産は帰りにゆっくりと見ることにします。

喫茶コーナーもあり、軽食も色々あります。

窓側にテーブルとイスが何席かあるのですが、大きな窓からは黒部ダムを上から見渡すことができます。

この休憩所の上は展望台となっているので、ここは黒部ダムで最も高い所にある施設ということになります。

先ほど休憩していたレストハウスの上が、この展望台になっています。

ここから下をのぞいてみると・・・

眼下に広がるこの素晴らしい景色!足の疲れも一気に吹き飛びます。

朝日がまだ昇り切る前の黒部ダムです。

黒部ダムのシンボル アーチ型のえん堤、黒部湖、観光放水 が一望です。

黒部ダムの堤高は日本一、50階建ての高層ビルよりも高いそうです。

外階段を降りて放水の近くへ。

展望台からダムのアーチに行くには、写真のような外階段をひたすら降りて行きます。

先ほど素晴らしい景色が見れた展望台は、あんなに高い所にあったんです。

階段上にちらほら人の姿が見えますが、まさに小さなアリンコ状態です。

この写真を見て足がすくんでしまったという方、「スパイダーマンじゃないんだけど・・・」という方、安心して下さい。

近くで見ると、実際はこんなしっかりした階段なので大丈夫ですよ。

ただ、鉄板なので濡れていたりすると滑りやすいので、スニーカーなどがおすすめです。

あと、隙間のある階段なので、大事なものを落さないように気を付けて下さいね。

この外階段の途中には、何ヵ所か放水見学スポットが設けられています。

レインボーテラス というのもそのひとつです。

写真の下の方に人が何人か見える所が レインボーテラス です。

ここは外階段の1番下になります。

ミスト状の水しぶきがかかるくらい、放水を間近で見ることができます。

放水の水の音もすごくて大迫力です。

運がいいと虹が見られることもあるそうですが、この日は超快晴にも関わらず虹はかかりませんでした。

なんで???と思い調べてみたら、晴れれば良いという単純なものではないそうです。

ジリジリと照りつける真夏の太陽のように、真っすぐ高い所に陽が登るときに虹は出やすいとのことです。

9月末の傾いた低い太陽では、いくら待っても無理だったんですよ・・・残念。

レインボーテラスにある ふぉっとダム です。

これは、ダムの放水を背景に記念写真を撮ってくれる機械です。

自撮りでは柵が邪魔でうまく撮れませんが、これはすごく高い所にカメラが設置してあるので、きれいな写真が撮れます。

A4サイズ (二つ折り台紙付き) 1枚 税込1200円 です。

この他にもう1ヵ所、ダムのアーチのところにも同じものがあります。

外階段の途中に展示されている コンクリートバケット です。

黒部ダム建設工事で実際に使われていたもので、コンクリートを1日最高で960回も運搬していたそうです。

今見ると大きなバケツみたいでカワイイですが、当時は大変だったと思います。

展望台から外階段を降りて来たところに 新展望広場特設会場 があります。

ここには 映画「黒部の太陽」の撮影セットが展示されています。

関電トンネルのレプリカもあり、本物のような迫力です。

トロリーバスで通ってきた、破砕帯の説明パネルもあります。

アーチの上に行ってみよう。

黒部ダムのシンボル 巨大アーチ の上を歩いてみると、幅の広い道路のようです。

遠くから見ていると幅が狭そうに見えますが、全然そんなことはないです。

車も通れそうなくらいの広さがあります。

このアーチを向こうに見える山の方に進んで行くと、黒部湖遊覧船ガルベ 乗り場や、立山方面へ行くケーブルカー乗り場の 黒部湖駅 があります。

先ほど降りて来た外階段をアーチの上から見たところです。

離れてみると、すごく高い所に居たことがよくわかります。

お昼ごはんはアーチダムカレー。

黒部湖の前にある 黒部ダムレストハウス です。

階段を上がると2Fに食堂がありますので、ここでお昼ごはんにしました。

階段のところにはこんなPOPが。

スコップスプーンとは、これも黒部ダム工事グッズですね。

メニューはたくさんありますが、ここは黒部ダムです。

迷わずダムカレーの食券を購入しました。

グリーンカレーはとても辛そうなので、普通のカレーにしましたよ。

中辛ビーフカレーの アーチダムカツカレー 1240円 です。

ダムはアーチ型に盛られたご飯、黒部湖はカレールーで表しています。

カツもサクサク、美味しいカレーでしたよ。

スコップ型のスプーンは、お土産で買ったものを一緒に置いてみました。

注)カレーを注文してもこのスコップスプーンは付いてきませんよ。

甘口カレーの お子様ダムカレー 880円 にはヒレカツが乗っています。

ご飯のアーチも小振りでかわいいです。

お子様カレーのわりには、結構スパイシーなカレーでした。

こちらのスプーンも、お土産用に買ったものですよ。

最後にもう一度黒部ダムを見て。

そろそろ帰る時間となり、最後にもう一度黒部ダム放水を見に行くことに。

途中で何気なく下を見ると、あんな危険な所に人が・・・。

写真手前に2人、左側にも1人、何か作業されています。

命綱などは何もつけていないようですが、大丈夫なのでしょうか・・・?

見ているだけでもゾクゾクしますが、お気をつけて頑張って下さい。

午後になり、秋の陽に照らされキラキラと輝く黒部ダム。

しっかりと目に焼きつけて扇沢駅に戻ります。

トロリーバスに乗って扇沢駅へ。

朝7:30に扇沢駅を出発して約5時間、充分に黒部ダムを満喫しました。

13:05発 扇沢駅行きのトロリーバスに乗って戻ります。

朝は大勢の人で大混雑していた扇沢駅の改札口、黒部ダムから戻ると誰もいなくなっていました。

写真を撮っていると「たった今トロリーバスが出発したところなんですよ」と、近くにいた駅員さんが教えてくれました。

その駅員さんはこの方です。

これはパネルですが、さっきまでここで巨峰のレーズンを袋詰めされていましたよ。

扇沢駅内にあるレストラン 扇沢レストハウス です。

扇沢駅で食事ができるのは唯一ここだけですが、15:30終了となっています。

扇沢レストハウスの大人気メニューも、やっぱりアーチダムカレーでした。

長野県側から黒部ダムへのアクセス。

◆平成30年度の営業◆

黒部ダム観光期間:4月15日~11月30日
観光放水期間:      6月26日~10月15日