秋田竿燈まつり 提灯の米俵一万個が夜空を黄金色に染める!

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東北三大祭りと言えば「青森のねぶた祭り」「仙台の七夕まつり」、そして「秋田の竿燈まつり」ですよね。

毎年8月3日~6日に行われ、約120万人の人が訪れます。

竿燈全体を稲穂に、提灯を米俵に見立て米の豊作を祈願する祭りで、重要無形民俗文化財にも指定されています。

福島の「二本松提灯祭り」、愛知の「尾張津島天王祭」とともに、日本三大提灯祭りにもなっています。

今回 (2018年) 初めて「竿燈まつり」を観覧するにあたり、本番前に「秋田市民俗芸能伝承館 ねぶり流し館」というところへ行ってみました。

「ねぶり流し館」の1階展示ホールでは、さっそくたくさんの黄金色の竿燈がお出迎えしてくれました。

鮮やかな町紋や社章が描かれている提灯がたくさん飾られています。

生まれて初めて見る本物の竿燈に囲まれて、夫婦で大興奮です!

4月~10月までの土・日・祝には竿燈会による実演や、実際に竿燈を持てる体験コーナーもあります。

この日は案内して下さった職員の方が、特別に技を実演して見せてくれました。

両手を離して、なんと・・・額に乗せています。すご技ですっ!

「ねぶり流し館」を見学して、夜竿燈に向けてますます期待が高まりました。

ねぶり流し館インフォメーション

【TEL】       018-866-7091

【開館時間】 9:30~16:30

【休館日】  12/29~1/3

【入館料】  大人100円 / 高校生以下無料 (赤れんが郷土館共通券 250円)

「ねぶり流し館」を後にして、夜竿燈の会場、竿燈大通り(二丁目橋~山王十字路)へ向かいます。

「ねぶり流し館」からは歩いて5分くらいです。

私たちは竿燈大通りのちょうど真ん中辺あたりにある、ローソンの前の通りに座って見ることにしました。

ローソンの前には出店もあって買いものには便利ですが、トイレは貸してもらえないので仮設トイレまで行かなければなりませんでした。

日も暮れ始め、いよいよ竿燈が入場して来ました。

通りの真ん中は有料観覧席になっていて、左右両方の演技を見れるようになっています。

目の前を通り過ぎていく竿燈の提灯、かなり大きいです。

提灯の数も多いし長さも結構ありますよ。

竿燈は大きさ順に【大若・中若・小若・幼若】と4種類があります。

一番大きい大若は提灯の数46個、全長12m、重さは50㎏にもなります。

それを一人で片手で上げたり額に乗せたりするなんて、まさに神業としか言いようがありません。

ビルの4階5階の窓から見ている、お仕事中の方もいらっしゃいました。

仕事どころではなさそうです。

上から見るのも広い範囲を一度に見渡せておもしろそうですね。

演技開始の合図で280本の竿燈が一斉に立ち上がる姿は圧巻です。

総数約一万個にもなる黄金色の提灯の明かりが、幻想的に揺らめいています。

「どっこいしょー どっこいしょ!」の掛け声の中、あちらこちらで力強い竿燈の演技が始まっています。

途中で移動しながら、計3回の演技が行われます。

竿燈の演技には五つの基本技 (流し・平手・額・肩・腰) があり、バランスを取りながら竿燈を肩に乗せたり腰に乗せたりします。

熟練者ともなると、両手で和傘を回したり扇子を仰いだりしながら演技を行うそうです。

演技の途中に継竹をしながら竿を長くして行くので、竿燈がだんだん高くなり演技も難しくなっていきます。

高くなった竿燈の先は大きく湾曲して、まるで本当の稲穂のようです。

3本の竿燈が重なり合っている姿はボリュームがあって、見応えがあります。

子どもたちも一生懸命素晴らしい演技を披露していて、見ていて胸が熱くなりました。

将来「大若」を高々と上げている勇姿も見てみたいですね。

真夏の秋田の夜、熱く燃えた「竿燈まつり」でした。



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